お肌の再生能力が順調に機能して、尚且つ紫外線の刺激や寒さ暑さなどによる皮膚表面への影響が少なければ、内部で作られたメラニンは表面に出ること無く自然となくなっていきますが、紫外線を防ぐ対策もしなければ傷ついた肌のケアや細胞の活性化を促す栄養素も不足していれば、排出されなかったメラニン色素が自然と蓄積されていき肌の表面にまで出てくるようになります。この状態になったらシミの治療を検討するべきです。皮膚の表面にだけメラニンが出るのではなく肌の奥深くから色素の沈着があるため、治していくためには肌のおくまで到達することができる方法で行われなければ根本的な解決にならず、また同じ部分にできることになります。このため、肌の奥まで届きピンポイントでシミの治療を行えるレーザー照射が優れた方法であると言えます。
レーザーの光はメラニン色素の色に反応するようになっており、正常な細胞を著しく傷つける心配がいらないシミ治療方法です。照射を行う時間帯も一瞬だけですし、照射された時の痛みが我慢できない人には、クリーム状の麻酔などを活用してその部分だけ痛みを感じさせないようにすることができるため、安心できます。レーザーがあたるとかさぶたのようになり、後に剥がれていきます。メラニンは徐々に破壊していくため、期間をあけて何度か照射に通うようになる場合もありますが、ダウンタイムもなくいつも通りの生活が行えます。
剥がれ落ちてくる皮膚を無理に剥がすようなことはせず自然に任せることが重要で、直している間のお肌のケア方法もしっかりと指導を受けて行っていくと良いです。